カテゴリー: 筋トレ、フィットネス

  • 家トレは、やる気より「戻れる場所」を作ったほうが続く

    家トレは、やる気より「戻れる場所」を作ったほうが続く

    夜の床に、昨日のやる気が残っている

    夜、床にヨガマットが半分だけ丸まっている。
    昨日の自分が、明日の自分に期待して置いたやつだ。
    そして今日の自分は、それをまたいで冷蔵庫へ行く。

    家トレは、だいたいこういうところから始まる。
    やる気の問題に見えるけど、たぶん違う。
    運動習慣は気合いで作るものではない。床に置いた道具に、何度も呼び戻されるものだ。

    家トレ道具は、体を変える魔法ではない

    ヨガマット、トレーニングチューブ、フォームローラー、軽量ダンベル、ストレッチボード。
    どれも体を変える魔法ではない。
    ただ、「ちょっと動くか」に戻るための目印にはなる。

    ここで大事なのは、すごい道具を買うことではない。
    生活の邪魔になりすぎず、でも視界から消えすぎないこと。

    しまい込んだ道具は、強すぎる

    しまい込んだ運動グッズは強い。
    強すぎて、二度と出てこない。
    押し入れの奥で静かに筋トレを諦めている。道具だけが。

    でさあ、こういうレビュー、よくあるんだよな。
    「本格的で満足です。でも重くて出すのが面倒になりました」
    本格的、負けてる。
    人間の平日夜に、普通に負けてる。

    選ぶなら、負荷より戻りやすさを見る

    だから家トレ用品は、負荷の強さより先に、戻りやすさを見る。
    マットなら敷きっぱなしにできる厚さか。
    チューブなら引き出しからすぐ出せるか。
    フォームローラーなら部屋の端で邪魔者になりすぎないか。
    軽量ダンベルなら、床を傷つけにくい置き方ができるか。

    向いている人、向いていない人

    向いているのは、ジムに行くほどではないけど、少し体を動かす入口が欲しい人。
    向いていないのは、道具を買った瞬間に自分が変わると期待してしまう人。
    人間、そんなに即日アップデートされない。

    家トレは立派じゃなくていい。
    一日三分でも、思い出した日に戻れれば、それはもう生活側の勝ちでいい。

    レコちゃんの探し方メモ

    家でできる運動グッズを見るなら、まず「出しっぱなしにできるか」を見る。
    次に、床を傷つけないか、音が出にくいか、片付けやすいか。
    体に痛みや違和感があるときは無理に使わず、公式情報や使い方を確認する。
    家トレ道具は、強い決意より、帰ってこられる置き場所。
    そこだけ見ておくと、三日坊主にも少し余白ができる。

  • 走る人になる前に、外へ出る人になる

    走る人になる前に、外へ出る人になる

    玄関までは、わりと偉い

    玄関で靴を履いたところまでは偉い。
    でも外が暗い。寒い。ポケットがない。鍵の置き場がない。
    ここで人間が引き返す。

    ジョギングやウォーキングは、走力より先に玄関を突破するゲームなのかもしれない。
    走る人になる前に、外へ出る人になる。
    そのために周辺グッズがある。

    速く走る前に、面倒を減らす

    ランニングポーチ、反射バンド、軽量ボトル、キャップ、イヤホン、汗拭きタオル。
    速く走るための道具に見えるけど、実際は「面倒でやめる理由」を少し減らす道具だ。

    スマホをどこに入れるか。
    鍵が揺れてうるさくないか。
    夜に車や自転車から見えやすいか。
    飲み物を持つか、持たないか。
    汗をどうするか。

    こういう小さいことが、外へ出る前の気持ちをじわっと削る。

    買い物かごの中だけ健康になる問題

    話は少しそれるけど、ウェアを全部そろえてから始めようとすると、なぜか始まらない。
    人間は準備をしている間、運動した気分になれる。
    買い物かごの中でだけ、かなり健康的。
    困ったものだ。

    だから、最初に見るべきなのは「かっこよさ」より「引き返さないための不便つぶし」だ。

    玄関で負けないために見るところ

    夜に歩くなら反射するもの。
    荷物があるなら揺れにくいポーチ。
    汗が気になるなら薄くて乾きやすいタオル。
    日差しが気になるならキャップ。
    音楽を使うなら、周囲の音を完全に消しすぎない使い方も考えたい。

    向いている人、向いていない人

    向いているのは、運動したい気持ちはあるけど、玄関前で負けやすい人。
    向いていないのは、道具をそろえることが目的になってしまう人。
    その場合、まず近所を十分歩くほうが勝ちかもしれない。

    ジョギング用品は速く走るためより、「玄関で引き返さないため」にある。
    生活はいつも、始める前にだいたい抵抗してくる。
    そこを少しだけゆるめる道具なら、持つ意味はある。

    レコちゃんの探し方メモ

    ジョギング・ウォーキング周辺グッズは、距離やスピードより先に「外へ出るときの邪魔」を見る。
    スマホ、鍵、小銭、飲み物、汗、暗さ、日差し。
    このあたりで毎回つまずくなら、ポーチや反射グッズ、キャップ類が選択肢になる。
    夜道では視認性、イヤホンは周囲の音、ボトルは重さを確認。
    かっこいいより、帰ってきたあとにまた使えるか。そこがけっこう大事。